2019年05月11日

コロコロ落ちるきゅうりのスライス

以前とある女性のお客さんと包丁の話になった時に、「きゅうりのスライスをするとコロコロと転がって下に落ちたりするのが気になって仕方ないけど対処法って有るの(・ ・?」って聞かれた事が有ります。

その時は何にも気にせず話ししてたんですが、その後2人のお客さんから似た質問をされたんで、少し書いてみようと思います。


どんな包丁を使ってもそこそこ対処できる方法では有りますが出来るなら長い包丁を使うと尚良いかと!

やり方は、出来るだけ切っ先側から切り始めて徐々に顎の方に切る場所を移動させて行く!です。

このやり方やと切って包丁に引っ付いてるきゅうりが包丁の前方に押し上げられて行きますから、剥がれたきゅうりはまな板の奥の方に落ちて行きます。

あご付近まで来たら引っ付いてるきゅうりを全部落としてまた切っ先から顎までを繰り返します。

ただ、短い三徳包丁やと落として切り出す動作が増えますし、引っ付いてるきゅうりが多いんでちょっとめんどくさいんやないでしょうか(・ ・?

ここで、長い刺身包丁の出番です!

三徳包丁でスライスに使える部分は、切っ先の反りが無くなる部分から顎までですからだいたい10cmちょっとでしょうか(・ ・?

ご家庭に良く有る刺身包丁の7寸で切るとすると、反りの部分を除いても15cmほどになるかと思います。

9寸を使えば22cmほどが使えるんで切る場所の移動距離も長く出来、落とす動作が少なくなります。

刺身包丁を使う利点はまだ有りまして、切刃が狭いんで引っ付いてるきゅうりが少なくなりますから、落とす作業が非常に楽です!

また、利き手側に切刃が有ります(斜めになってる)から右利きやったら右側に食材が落ちやすいんで、切った物が邪魔になる事が少なくなります。

ちなみに、洋包丁の牛刀や筋引きといった長さの有る物でも何ら問題は有りませんが、きゅうりはしっかり引っ付きますし反対側に落ちる量も増えますので参考まで。


ちょっとした事ですが、このやり方できゅうりがちゃんと切れると、野菜の刻み物はどんな物でも良い感じに出来ますんで、覚えておいて損は無いと思いますよ(≧∀≦*)

  


Posted by まねき  at 01:57Comments(0)料理