2019年09月24日

返りの処理

今回は返りの処理について書いてみようと思います。

どんな包丁でも砥ぐと刃先に返りが出来ます。

居らなくなった包丁のカスな訳ですが、これが綺麗に取れてないとせっかく砥いでも包丁が切れません!

天然仕上げ砥石で砥ぐと片刃でも両刃でもヘマをしない限り綺麗に取れる事が多いんですが、人造中砥で砥ぎを終わるとなかなか取れないのが実情やと思います。

以前自分が良くやってたのは下の画像見たく裏砥ぎの時に先に押して刃先に返りを出ない様に砥いでたんですが、両刃でこれをするとどうしても持ちてがぐらついて完璧に取る事が出来なかったり、せっかく砥ぎ出した刃先を潰したりしてました。
(後から調べてて解ったんですが、この方法あんまりしない方が良いみたいです・・・(^▽^;)


でっ今度は新聞紙に角度を付けて刃先を押し当てて峰側に擦る!

表が終わったら裏も同様にってする様になりました。


この他にもGパンに擦り付けるや昔の床屋さんがしてた皮の裏側(スウェード(・ ・?)で擦る等々方法はいろいろ有る様です!

ただ上記方法でもン(・ ・?って思う事が有ったんで、今は仕上げ砥石でしてますが・・・(^_^;)

要はどこまで求めるかなんでしょうけど、どの方法でも返りは取れます!

自分の場合中砥の刃先が気に入らんかったって事が分ったんで仕上げ砥石までしっかりかけるようになりました。

以前書いたメラミンスポンジも良いんですが、鋼の包丁は仕上げ砥で刃先を整えるとよっぽどのことが無い限り綺麗に取れてくれますし、ステンレスの両刃はともかく銀3鋼片刃は砥石でした方が早いです。


中砥で終わりたい時は返りが極力出ない様に軽~く撫でる様にすると良いみたいですね。

余談ですが、天然砥石は人造砥石に比べると研磨力が弱いんで返りが出にくく返りの処理が楽に出来ます!

まぁ仕上げクラスの良い値段する石の話しで、中砥でクラスではあんまり期待しない方が良いみたいですけどね・・・(^▽^;)
  


Posted by まねき  at 00:59Comments(0) 包丁

2019年08月19日

鏡面仕上げ

普通、包丁の平の部分は霞んでたり木砥仕上げといって斜めに線が入っています。


木砥仕上げはこんな感じです。

ホームセンター売りや改良霞の物はサンドブラストで霞ませるんで、荒い耐水ペーパーみたいな表面になってます。

高級和包丁の平はピカピカの鏡面で見てくれ非常に綺麗です。

オーダーメイドやったら注文次第で全体が鏡面の包丁にも出来たりします。

この鏡面仕上げ、見てくれの他にも良い事が有って、水分が包丁に留まり難くなるんである程度ですが錆びに強くなります。
(車にワックスかけた様な感じかな(・ ・?ワックスみたいには弾きませんけどね(^▽^;))

そしたら、高級和包みたく安価な包丁でも全体を鏡面にしたら錆に過敏にならんで良いやん\(^o^)/って思うんですが、全部を鏡面にするとちょっとした弊害が出て来ます!

一番厄介なのは切った物が切刃にへばり付く事。

ツルツルの物同士の間に水を垂らしたら取れなくなったって経験有りませんか(・ ・?

無かったらガラスにプラスチックの下敷きを濡らして引っ付けてみてください、取れなくなりますから(^▽^;)

台所仕事をする時って包丁はだいたい濡れてると思いますし、食材にも水分が有ります。

その水分が原因で、切刃に張り付いて取れなくなります。

キュウリの輪切りを万能包丁でしたらペッタリ引っ付くのと同じ感じです。

切刃は砥石で出来る傷(霞(・ ・?)が有った方が少しですが隙間が出来るみたいで良い様ですね。


次に、切れなくなった時の手入れが面倒くさい!

鏡面にするためには#1万以上の砥石で磨く、バフで磨く、耐水ペーパーで磨く等が有りますが、前者2つは高価な砥石や機械の購入が必要になって実用的で無いんでだいたい耐水ペーパーで磨く事になります。

ただ、ペーパーでするとせっかく砥ぎ出した刃を擦ってしまって潰す事も有りますし、何より切刃を砥ぐ度にしないといけなくなるのはかなり大変な作業になります。

裏スキの鏡面化なんかも凹んでて非常に手間がかかりますし、切刃と一緒で食材が引っ付きますから、鏡面にしたいならクレンザーで手入れしてたら知らん間に光出した位(半鏡面)が丁度良いと思います。


鏡面化しても切ると言う作業に支障が出ない&常にしなくて良い場所は平、峰、マチしかない訳ですが、平と峰は比較的楽に鏡面に出来ます。

耐水ペーパーで磨くと傷は有るけど顔が映る位の鏡面にはすぐできます。

状況にもよりますが、#500や#1000の耐水ペーパーから徐々に番手を上げて仕上げを#5000位で磨けば店に陳列してるのと比べて少し見劣りする位にまで出来ますし、もっとピカピカにしたかったら番手の細かい物で磨き上げた後にコンバウンドで艶出しするとほんとにピカピカになります。

鏡面化の作業は下地作りが重要になりますんで、前付いた磨き傷をしっかり消さないといけないのが面倒くさいですが・・・

峰と平はピカピカ、切刃の軟鉄が霞んで鋼も光ってるってコントラストの包丁にしたい方は是非挑戦して下さい!

反りの有る先丸蛸引きなんかほんとに日本刀みたくなりますヽ(^o^)丿

本当~~~に綺麗な鏡面にしたい時は番数の大きいペーパーで磨いた後、高番手砥石などで傷が消えるまでひたすら磨き出し、バフにコンパウンドを付けて粗方磨いて布に付けたコンパウンドでこれまたひたすら磨き上げるなんて事をしないといけません・・・(^▽^;)

ちなみに両刃でも可能なんですが、包丁に印刷してある文字部分も消えますんで、消したくない方はマスキングしたりすると良いと思います。

両刃は平がステンレスの事が多いんで錆を気にする事は無いと思いますが、一度ピカピカにしたらよほどの事が無い限りくすむ事も有りません。

ただキュウリ等はしっかり張り付きますんで、しない方が良いかも・・・(^_^;)
  


Posted by まねき  at 00:34Comments(0) 包丁

2019年07月29日

続、鱗取り。

以前鱗を取る時に飛び散りにくいやり方を書きましたが、その時にスプーンとテーブルナイフでも出来るって書きましたんで今回はそのことを書いてみます。

大まかに言うと、スプーンは広い面の鱗に、ナイフはヒレ付近の取りにくい鱗に向いてると思います。

スプーンの使い方ですが、画像みたくひっくり返して頭の方へ一気に押し込むとビックリする位簡単にしかも飛び散らずに取れます!


画像はスプーンを途中で止めて撮影しましたけど、普段は尻尾辺りの鱗をざっくり取った後にそのまま頭まで一気に滑りこませます!

ひっくり返さなくても問題無いんですが、返した方が力が入りやすいと思います。

取りにくいヒレ周りもスプーンでチョコチョコしてるとそこそこ取れてくれます。

今までの工程でほとんど鱗は取れてるんですが、まだ残ってる物や顔の鱗なんかはナイフでするとほぼ完ぺきに取れます。

ナイフの使い方ですが、手首のスナップを使って丸く擦るか包丁みたいに前後に動かすと良いと思います。



スプーンとテーブルナイフでの鱗取りですが、ヒラメやハタ類の鱗が細かい魚と鱗が硬い魚はちょっとやりにくいです・・・(;^ω^)

うろこが細かい魚にはステンレスの金だわしが効果的です!

魚屋さんがゴシゴシしてるの見た事有る方もいらっしゃるんやないでしょうか(・ ・?


鱗の硬い魚は・・・。

今の所楽に出来る方法を見付けれて無いんで、鱗取りで格闘してるんですが、いい方法が見つかったら紹介しますm(_ _)m


ご存知の方いらっしゃいましたらご連絡頂けると大変助かります(>人<)

  


Posted by まねき  at 00:36Comments(0) 料理

2019年06月28日

切刃、光らせたい派(・ ・?、霞ませたい派(・ ・?

包丁好きを二分するとピカピカに光った物が好きな人としっとり霞んだ物が好きな人に別れると思います。

ってか2つしか無いやろ( `ー´)ノって話しなんですけど・・・(;^ω^)

自分は後者の霞ませたい派です。

見た目の問題で切れ味にはほとんど影響無い(切刃を鏡面まで研ぎ上げた場合は影響出ます!)事なんで、どうでも良いって言えばそれまでなんですが、砥いでるとやっぱり綺麗に仕上げたいって思ったりしますんでちょっと書いてみようと思いました。


光らせるにせよ霞ませるにせよウン十万円の高級品レベルの出来を求めなければ、ホームセンターに有る砥石の使い方次第で光らせる事も霞ませる事も出来ます。


砥石の硬、軟の所でアフターの砥ぎをメインでされてる砥ぎ師さんが、光る霞むで硬軟使い分けしてるって書きましたが、実は硬い砥石でも柔らかい砥石でも砥泥の使い方でなんとでもなります。

しいて言えば、硬いと霞みにくい(・ ・?柔らかいと光りにくい(・ ・?位です!


硬、軟どちらの砥石でも共通しているんですが、しっかり泥を出して軽く抑えて砥ぐと霞み、泥を洗い流しながら強く抑えて研ぐと光ります!

流石に軟質の#1000で光らすのはちょっとしんどいですが、軟質でも高番手の砥石やと硬くなって来ますから結構簡単に砥ぎ分け出来ます!

下の画像は硬質砥石の#1000で泥を流しながら砥いだ切刃です。

割と軽めに砥いだんでちょっと霞んでますけどこんな感じに光ります。


こちらは泥を流さず給水程度で泥出して砥いだ画像。


軟質#1000砥石で洗いながら砥いだんですが、軽く砥ぐとこんな感じに・・・(^_^;)

軟らかい分きつく霞んでると思います。


もっと強く押し付けて砥ぐともうちょっと光って来ますが、力加減でまだらに霞んだりしますんで・・・(-_-;)

軟質でも#3000位になると楽に出来そうです。

持ってませんからした事無いですが・・・(^▽^;)


仕上げ砥石でこれをすると、もっとピカピカに光ったりしっとり霞んだりします。

天然仕上げですると(砥石の種類にもよりますが)日本刀みたいに綺麗に霞んだり、鏡面一歩手前まで出来ますからコンパウンドで磨くとピッカピカにも出来ます。

余談ですが、しっかり鍛えて有る包丁に軟らかめの天然で霞を入れて硬い天然で磨くと前に書いた鍛流線が奇麗に出て来ます!

天然仕上げの硬、軟質両方お持ちやったら試してみるのも良いかも知れません(〃艸〃)
  


Posted by まねき  at 00:40Comments(0) 包丁砥石

2019年06月01日

魚のウロコを取る時って・・・。

ご家庭で鱗を取る時どおされてますか(・ ・?

一般的な考えやとシンクで水を流しながらウロコ取り(画像みたいなやつ)でゴシゴシするかと思います。


さてさて、普通にウロコ取りを使う時って画像みたく尻尾から頭に向かってゴシゴシすると思いますが、ウロコが飛び散ってキッチンが大変な事になってる方も少なく無いかと・・・(^▽^;


飛び散らない様に袋の中でしたり、タライに水を貼ってその中でしたりと色々工夫してる方もいらっしゃると思いますが、この方法って結構めんどくさかったり、ちゃんと取れてなかったりするんやないでしょうか(・ ・?


魚のウロコ、1枚は下画像の緑枠の黄色い部分位の所だけで魚体に引っ付いてます。

ですから、尻尾から頭の方にウロコ取りを動かすと(画像では右から左ですね!)周りのウロコがバネみたいになって剥がれたウロコを飛び散らすことになります。

そこで、ウロコの付き方と並びを観察して理解できると飛び散らず、綺麗に取れるようになります!

縦に見ると赤線の所がウロコの端、斜めに見ると水色が端になりますよね。

ウロコは黄色の部分で止まってる訳ですから、下画像みたく斜めに鱗取りを動かすともぎ取る様にウロコが剥がれて行きます!

お腹辺りは上画像みたく動かすと良いんですが、背中の方は下画像みたく逆に押してやると良いと思います





しょちゅう魚料理するんやったらウロコ取りを買って持っておいても良いですが、そんなにせんのやったらご家庭で有る物で代用出来ます!


スプーンとテーブルナイフです!

使い方はウロコ取りと大差無いんですが、チョット慣れが要るかな(・ ・?

詳しくは後程・・・m(_ _)m 


鱗取りを使てて、キッチンがウロコまみれになって掃除が嫌になった事の有る方!

騙されたと思って試してください。

まったく飛び散らない訳では有りませんがビックリする位掃除が楽になると思います((^∀^*))


当たり前かも知れませんが、水を流しながら(出来ればシャワーで)すると取れてない所が良く解りますから良いと思います(*^▽^*)
  


Posted by まねき  at 00:26Comments(1) 料理

2019年05月11日

コロコロ落ちるきゅうりのスライス

以前とある女性のお客さんと包丁の話になった時に、「きゅうりのスライスをするとコロコロと転がって下に落ちたりするのが気になって仕方ないけど対処法って有るの(・ ・?」って聞かれた事が有ります。

その時は何にも気にせず話ししてたんですが、その後2人のお客さんから似た質問をされたんで、少し書いてみようと思います。


どんな包丁を使ってもそこそこ対処できる方法では有りますが出来るなら長い包丁を使うと尚良いかと!

やり方は、出来るだけ切っ先側から切り始めて徐々に顎の方に切る場所を移動させて行く!です。

このやり方やと切って包丁に引っ付いてるきゅうりが包丁の前方に押し上げられて行きますから、剥がれたきゅうりはまな板の奥の方に落ちて行きます。

あご付近まで来たら引っ付いてるきゅうりを全部落としてまた切っ先から顎までを繰り返します。

ただ、短い三徳包丁やと落として切り出す動作が増えますし、引っ付いてるきゅうりが多いんでちょっとめんどくさいんやないでしょうか(・ ・?

ここで、長い刺身包丁の出番です!

三徳包丁でスライスに使える部分は、切っ先の反りが無くなる部分から顎までですからだいたい10cmちょっとでしょうか(・ ・?

ご家庭に良く有る刺身包丁の7寸で切るとすると、反りの部分を除いても15cmほどになるかと思います。

9寸を使えば22cmほどが使えるんで切る場所の移動距離も長く出来、落とす動作が少なくなります。

刺身包丁を使う利点はまだ有りまして、切刃が狭いんで引っ付いてるきゅうりが少なくなりますから、落とす作業が非常に楽です!

また、利き手側に切刃が有ります(斜めになってる)から右利きやったら右側に食材が落ちやすいんで、切った物が邪魔になる事が少なくなります。

ちなみに、洋包丁の牛刀や筋引きといった長さの有る物でも何ら問題は有りませんが、きゅうりはしっかり引っ付きますし反対側に落ちる量も増えますので参考まで。


ちょっとした事ですが、このやり方できゅうりがちゃんと切れると、野菜の刻み物はどんな物でも良い感じに出来ますんで、覚えておいて損は無いと思いますよ(≧∀≦*)

  


Posted by まねき  at 01:57Comments(0) 料理

2019年03月18日

綺麗に砥げたかの確認。

前に切れ味の・・・で書いたやり方で確認しても問題無いんですが、前の方法やと砥げて無くて滑るのか、返りが有るせいで滑るのか解りにくいと思いましたので補足と言うか、こんな確認の仕方もって感じで1つ!



砥ぐと返りが出て来る訳で、それを綺麗に取って初めて良い切れ味が得られる刃先になるのはご存知かと思いますが、人造砥石で返りの処理をすると研磨力が強いが故に取る作業をしているはずが新たに返りを生み出してる事が多々有ります。

#1000で両刃の返り処理すると特になりやすいんではないでしょうか・・・(;^ω^)


返りが取れてるかの確認は、砥ぎ上げた包丁で画像みたく軽く丸めたティッシュペーパーを切ると返りが取れてない所に繊維が残りますから良く解ると思います。


帰りが取れてないとこんな感じに刃先に白い繊維が・・・(;^ω^)

ちなみに、ティッシュペーパーの繊維は返りには残りますが、砥げて無かったり刃欠けの所にはあんまり残りません。

まぁ砥げて無い所は前書いた確認段階で滑るんで解ると思いますが。


きれいに砥げてると刃先に繊維は残りませんし、軽く当てて引くだけで画像みたくティッシュもスパッッ!っと切れます。

確認する時はくれぐれも手を切らない様に気を付けて下さい。  


Posted by まねき  at 16:58Comments(0) 包丁

2019年02月26日

鞘制作のススメ!

個々の刃物店にもよるんですが、そこそこする包丁には和、洋問わず日本刀みたいに鞘が付いてる事が有ります。

柔らかい朴の木で出来てて包丁の刃を保護するために有る鞘なんですが、家で使うのには全く必要ない代物です(^▽^;)

鞘に納めるとこんな感じになってかこいい(・ ・?いかにも高級品って感じはしますけど・・・


包丁は基本室内でしか使いませんし、理由も無く持ち歩いていると銃刀法違反で御用になりますし・・・(-_- ;)

バーベキューするにせよ、ほとんどは現場で材料焼くだけにして行くでしょうからハサミ以外の刃物はまず必要ないと思います。

ご家庭で頻繁に使ってる包丁は流し付属や卓上使いの包丁差しを使って収納すると思いますが、あんまり使わない物は新聞にくるんで棚の中に有る事が多いんやないでしょうか(・ ・?


付いて来る&売ってる木鞘は必要は無いですが収納用に段ボールで鞘を作っておくと、使おうと思った時の手間と使い終わった後の手入れが少し簡素化出来ます。

包丁の本体部分だけをきつめに新聞でくるんでそのまま段ボールで挟んで、峰と刃側に竹串を付けて曲がりに対する強度を上げて布テープでグルグル止めると鞘の出来上がりです。

見てくれ不格好ですが、こんな感じにになります。

顎付近に有る穴は竹串を刺して抜けを防止するための物です!


本体を包む新聞に椿油を染み込ませておくと、包丁にわざわざ塗る必要も無くなりますし、使う時もサッと出せて使い勝手が良くなると思います。

棚から出す時に誤って落としたとしても、段ボールが保護してくれますから、包丁を痛める事も怪我する事も無いかと。


見てくれは良い物やないですが有ると結構便利ですし、材料もほぼ廃品ですから作ってもそんなに財布のダメージになる事は無いと思います。

特に鋼の包丁は常に油が付いてる状態に近くなりますから錆び難くて便利やないかと!


新聞に染み込ませる油はホームセンターなんかに売ってる刃物椿って商品か純椿油にしてください!

てんぷら油なんかを使うと酸化してベトベトになって抜けなくなりますから・・・(~_~;)

天草に住んでる方やったらお土産で食用可の椿油が売ってますからすぐ買えるんですが、刃物椿は合成油みたいなんで奇麗に拭き取ってから使った方が良いです。

それと、たまには鞘から抜いて手入れしないと錆が出てるのに放置って事が有りますから気を付けて下さいね!


ちなみに、良く使う包丁に鞘が付いてたら画像みたいに物の間に挟んで棚の上に上げておくとすぐ使えて便利ですよ!



自分は100均のファイルラックに新聞詰めてその間に挟んでます。



  


Posted by まねき  at 01:21Comments(0) 包丁

2019年01月29日

名倉砥石

このお題目もちゃんと書いたつもりやったんやけど、触り位しか書いて無かったみたいなんで、自分が感じた範囲で書いてみます。

まず、名倉砥石とは何ぞや?って話ですが簡単に言えば、硬い砥石を使い易くする為のちっちゃい砥石やと思ってください!


色々有りますが、画像はその筋では有名な純三河名倉砥石です!

余談ですが、三河名倉の大きいサイズは刀剣の研磨に使われてますが、産出量が少なく希少な物です。


名倉の使い方と使った時の効能ですが。

天然のカッチカチ砥石は濡らしただけで砥ぎ始めると滑るばっかりで砥ぎ汁が出にくく砥ぐ事が出来ません。
(人造砥石は硬くても濡らせばちゃんと砥ぎ汁が出ますから砥ぐ事が出来ます。)

そこで、砥ぎに使う砥石に名倉砥石を擦り付けて砥ぎ汁を先に出してやると砥ぎ出しが早くなります。

また、砥石の砥面の目立て等ができ、それに伴い出た砥ぎ汁が研磨を促進しますんで良く砥げる様になります。

砥いでる途中でも使う事で、砥石と刃物の相性で起こる突っ張りやびりつき、滑り、目詰まりの緩和もしてくれます。

天然砥石だけや無く、相手が人造砥石でもびりつきや目詰まり等の緩和はしてくれます。

名倉砥石を使った砥ぎと使わなかった砥ぎではかかる時間も使った方が早く終わる事が多いんで時間が無い時に砥ぎをするにはもってこいやないでしょうか(*^▽^*)

#1000、#2000、#5000と砥石を使い分けてる人には#2000が要らないとまでは言いませんが、名倉をかけた#5000でもそこそこ奇麗に出来ると思います。


使うと良い事尽くめの名倉砥石なんですが、これにもちょっと問題が有りまして・・・。

天然砥石の良い物は高い(-_-;)人造物は高くは無いんですが・・・(-_-;)

下の画像見たく砥石に接する面に溝を掘っておかないと相手の砥石にへばり付いて取れなくなる事が有る( ̄▽ ̄;)です。

にしても使う事のメリットが多いのは確かなんで、使わない手は無いと自分は思ってます。


買う時は人造物より天然物の方が良いんやないでしょうか(・ ・?

人造物も天然物も用途は一緒ですけど、使ってるとお互いに削れますんで、砥いでるうちに粒子が細かく砕けていく天然物の方が相手の砥石の粒度まで砕けますからきれいに仕上げる事が出来ます(*^▽^*)

だいたい名倉は#2000位から上らしいので、人造名倉は洗い流すまで名倉の粒子がそのまま残ってるんやないかな(・ ・?

自分が人造名倉を使った時は砥ぎに使ってる砥石より粗い砥石を使ってる様な感じがしました(^▽^;)
(上記の・・・(-_-;)の理由がこれです。)

人造名倉を使う時は出た砥ぎ汁を洗い流した方が良さそうな・・・(;^ω^)


相手の砥石が硬い場合には人造、天然問わず良い仕事してくれるんですが、柔らかい砥石には名倉は使わない方が良いと思います。

意味が無いとまでは言いませんが、砥面の代謝が良いんであんまり効果が無いのは確かですんで(^▽^;)


  


Posted by まねき  at 00:22Comments(4) 砥石

2019年01月08日

水牛桂柄の加工

年末年始のせかせかした時期が過ぎて、少しゆっくり出来る様になったんで久々の更新です(^_^;)

さてさて、使い勝手が悪い物は使い易い様に加工しちゃいましょう!と常日頃って思って生活しておりますが、今使ってる出刃の柄が今一つ良く無いんで水牛桂の柄を加工してみようと思いました。

店を始める前に実家から持って来た種子島で作られた両刃の出刃です。

初めはステンレス桂の柄が付いてたんですが、どうしても包丁が刺さってる部分に汚れが溜まり易く、掃除するのが面倒なのと見てくれがあんまり良くなかったんで水牛柄に交換していました。

最近ちょくちょく魚の持ち込みしてくれるお客さんが居るんで兜割に使うんですが、釣って来られる魚のサイズが良いんで割るのにも力を入れないと割れません・・・(^▽^;)

その時に手が滑って上手く力を入れる事が出来なかったりします。

濡れた手で持つ事が多いし、柄が丸いから手の中でクルッと少し回るんですよね~( ̄▽ ̄;)

八角の柄に交換しょうかと前々から思ってたんですが、わざわざ買うのもめんどくさいし、このサイズ(6寸用)の物は値段も結構するんで自分で削る事にしました。

もともとこの出刃の身のサイズより大きい出刃に使う柄やと思える物を付けてたんでちょうどのサイズになるんやないかと( *´艸`)


ヤスリとペーパーで桂をちまちま削ってそこそこ形を決めて、鉋で木を削ってこんな感じになりました!


左右均等にしたつもりやったけど柄尻から見たら側面の幅が違ってた( ̄▽ ̄;)

メインに握る所は桂部分と同じやったけど柄尻部分を削りすぎたみたいです(>_<)

均等にするために今以上削ると細くなり過ぎるし、握った感じも悪くないんで問題無いやろ~(≧▽≦)

ちゃんと寸法測って線引いてたらこんな事にはならんかったんでしょうが、何分目測でしてましたからね~(;^ω^)

八角にする予定やったけど握った感じ刃側は削る必要無さそうやったんで、六角半丸になりました。

後は桂の頭と江尻の面取りして磨いてピカピカにして終了。


ご家庭で使ってる出刃が力入れた時に滑って回る様やったら側面部分だけでも削ればだいぶ変わると思います。

今回載せた物は両刃の出刃ですから、切刃の幅が左右そこそこ均等に砥げてると兜割してもそこまで回る事は無いんですが、片刃の出刃は確実に鋼側に刃先が進んで行きます・・・(~_~;)

兜割なんかで力を入れてる時にそっぽ向く包丁ほど怖い物は有りませんから・・・(◎_◎;)

DIYがお好きな方はやってみてはいかがでしょうか(・ ・?



水牛桂の柄を削る場合、桂部分を削り過ぎると強度が落ちて包丁を焼き込んだ時に割れる可能性が有りますのでくれぐれも慎重に、自己責任でお願いします。

水牛桂は黒が1番強度が有り、マーブル模様が中間、白が一番もろく割れやすいそうです。


桂部分に画像みたくひび割れみたいな物が有る柄は削らない方が良いでしょう。

自分がしていて割れた事は無いですが、多分ここから亀裂が進んで割れると思いますんで。

水牛桂にひびが有ったり、プラスチック桂の柄で桂部分の加工が出来ない物は木の部分だけでも良いと思いますよ(`・ω・´)b

加工する時に出来れば1寸大き目の包丁用の柄を準備出来ればいいと思います。

そのままの物をガッツリ削るとひょろひょろの柄になりますんで・・・(^▽^;)

今付いてる物を削る時は現物と相談しながらして下さいm(_ _)m  


Posted by まねき  at 01:18Comments(0) 包丁