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2020年11月05日
刃物砥ぎの価格・・・。
良く見ている大阪の砥屋さんのブログに載ってる事柄に、来る依頼の中で「包丁砥ぐのに出せても千円までやからそれでしてくれ!」なんて事がちょくちょく有るそうです。
ちゃんとした砥ぎをしている物やったり、手入れが行き届いてる物なんかは刃先だけ砥いで終了!ってな事は日常ですが、しばらく放置していてサビサビやったり、長年刃先ばっかり砥ぎ続けて鋼が軟鉄ギリギリやったり、我流で砥いで形が崩れてると元に戻すのにえらいな手間と時間がかかります(-_-;)
思い入れが有る物やったらいくらでも出すから砥ぎ直して!って事になると思うんですが、日常使いの物にはホント出せても千円までが限度なのも解る気がしますがね・・・(;^ω^)
切れなくなったらまた砥がないといけないわけですから・・・(-_-;)
まぁ自分みたいなマニアックな輩以外は切れりゃええ訳ですから3千円も4千円も出して砥いでもらう必要も無いって考えなんでしょうが・・・(^_^;)
形が崩れた物やサビサビを再生した事の有る方ならどれだけ大変なことか解ると思うんですが、かなりの労力が必要になります。
自分も気合い入れて砥ぐ時は時間も手間もかかりますから、それを人件費+消耗した砥石の経費で金額に換算すると、まぁ~~ええ金額になるのも事実でして・・・(;^ω^)
1度サビサビ状態から見てくれほどほどで使えるまでにするのにどの位の時間がかかるか時計見ながら砥いだ事が有りますが、手仕事で1丁仕上げるのに6時間位かかった事が有りました・・・(^_^;)
形状の修正は少ししましたが、歪修正する必要が無かったんで幾分かは楽でしたが表、裏ともまっ茶っ茶な状態でして・・・(>_<;)
熊本県の最低賃金が今現在793円ですから、6時間ですと4.758円!
それに消耗した砥石代(人造の荒砥、中砥)が500~1000円位かかったとして、ざっくりですが5千円越えになります。
最低賃金でこの価格ですから、そこに技術料だのなんだのが入って来るとますます高くなる訳で・・・(~_~;)
機械使うともっと早くできますが、今度は経費に機械の金額も入ってきますから、安くなっても3~4千円位やないでしょうか(・ ・?
そんな事を考えると巷で良くある包丁砥ぎます!の金額500円なんてのは刃先だけをチョコチョコっと砥いで終了しないと割の合わない金額って事になってきます・・・(^▽^;)
刃先をちょっと砥いで歪の確認して所要時間15分ほど(・ ・?早けりゃ5分もかかりません。
金額的には安いと思いますが、ある意味ぼったくりかも・・・( ̄▽ ̄;)
ちなみに、サビサビ、変形の物を形の修正&歪修正~鏡面or鍛流線が出るような化粧砥ぎを手仕事ですると、まるっと2日位かかってしまいますから、人件費だけで3万越えに・・・Σ(゚ロ゚;)
これに砥石も天然物をガッツリ使った日にゃ~あ~た(◎_◎;)
天然砥石を頻繁に使う砥ぎでは日本刀が有りますが、砥ぎの価格は1寸(約3cm)につき4千円~2万位と手のかけ方で幅は有りますが、それなりのお値段です。
包丁の規格サイズにも有る刃渡り30cmの短刀の砥ぎ価格は安くて4万はかかる訳で・・・(;^ω^)
まぁ日本刀は美術品、包丁は日常の道具ですから、仕上がりから使う道具も違うわけで、包丁砥ぎの価格は安くて当たり前なんでしょうが、似たクオリティーを求めると同じくらいの価格になっても不思議ではないと思います。
そんな金額払える訳は無いし、そこまでの化粧砥ぎを頼む人もそうそう居るとは思わないんですが、尺位の包丁を砥ぎに出すなら状態次第ですが、最低でも5千円位は見ておいた方が良いんやないでしょうか(・ ・?
ちなみに、包丁も長さや種類等で砥ぎの価格は変わってきます。
ブログの砥ぎ屋さんの価格設定では下記の料金からだそうでして、引用させていただきます。
家庭用庖丁
一般家庭用ステンレス包丁 1,000円~
家庭用割り込み三徳包丁 1,300円~
家庭用サイズ 出刃包丁・刺身包丁 1,500円~
※自分で砥いだり他店で砥いで変形している物・刃欠け等がある場合は割増料金。
本職用包丁・・実用向け並仕上げ
柳刃包丁24cm以上27cm以下 2,000円~
柳刃包丁30cm以上 4,000円~
出刃包丁18cm以上21cm以下 2,000円~
出刃包丁24cm以上 4,000円~
薄刃包丁20cmまで 3,000円~
薄刃包丁20cm以上 5,000円~
本焼包丁 8,000円~
※仕上げ砥石・天然砥石等による化粧仕上げは倍額程度。
※大出刃・尺柳刃でご自身で砥がれ直線刃及びツル首等の変形の場合1万円以上の場合あり!!
だそうです。
この価格から始めてくれるのは自分的には良心的やと思ってるんですが、巷価格からしたら高いのかもしれませんね~~(^▽^;)
ビフォーアフターの画像を見る限り、仕上がりは文句の付け所が無いですから、値切る人はそこまでの仕上がりを求めて無いって事なのかもしれません。
砥ぐ方は中途半端はしたくないと思うから依頼者との間に溝出来るんでしょうね~~(~_~;)
箱から出して使った時以上の切れ味になってるのは確実なんですが...( = =)
ちゃんとした砥ぎをしている物やったり、手入れが行き届いてる物なんかは刃先だけ砥いで終了!ってな事は日常ですが、しばらく放置していてサビサビやったり、長年刃先ばっかり砥ぎ続けて鋼が軟鉄ギリギリやったり、我流で砥いで形が崩れてると元に戻すのにえらいな手間と時間がかかります(-_-;)
思い入れが有る物やったらいくらでも出すから砥ぎ直して!って事になると思うんですが、日常使いの物にはホント出せても千円までが限度なのも解る気がしますがね・・・(;^ω^)
切れなくなったらまた砥がないといけないわけですから・・・(-_-;)
まぁ自分みたいなマニアックな輩以外は切れりゃええ訳ですから3千円も4千円も出して砥いでもらう必要も無いって考えなんでしょうが・・・(^_^;)
形が崩れた物やサビサビを再生した事の有る方ならどれだけ大変なことか解ると思うんですが、かなりの労力が必要になります。
自分も気合い入れて砥ぐ時は時間も手間もかかりますから、それを人件費+消耗した砥石の経費で金額に換算すると、まぁ~~ええ金額になるのも事実でして・・・(;^ω^)
1度サビサビ状態から見てくれほどほどで使えるまでにするのにどの位の時間がかかるか時計見ながら砥いだ事が有りますが、手仕事で1丁仕上げるのに6時間位かかった事が有りました・・・(^_^;)
形状の修正は少ししましたが、歪修正する必要が無かったんで幾分かは楽でしたが表、裏ともまっ茶っ茶な状態でして・・・(>_<;)
熊本県の最低賃金が今現在793円ですから、6時間ですと4.758円!
それに消耗した砥石代(人造の荒砥、中砥)が500~1000円位かかったとして、ざっくりですが5千円越えになります。
最低賃金でこの価格ですから、そこに技術料だのなんだのが入って来るとますます高くなる訳で・・・(~_~;)
機械使うともっと早くできますが、今度は経費に機械の金額も入ってきますから、安くなっても3~4千円位やないでしょうか(・ ・?
そんな事を考えると巷で良くある包丁砥ぎます!の金額500円なんてのは刃先だけをチョコチョコっと砥いで終了しないと割の合わない金額って事になってきます・・・(^▽^;)
刃先をちょっと砥いで歪の確認して所要時間15分ほど(・ ・?早けりゃ5分もかかりません。
金額的には安いと思いますが、ある意味ぼったくりかも・・・( ̄▽ ̄;)
ちなみに、サビサビ、変形の物を形の修正&歪修正~鏡面or鍛流線が出るような化粧砥ぎを手仕事ですると、まるっと2日位かかってしまいますから、人件費だけで3万越えに・・・Σ(゚ロ゚;)
これに砥石も天然物をガッツリ使った日にゃ~あ~た(◎_◎;)
天然砥石を頻繁に使う砥ぎでは日本刀が有りますが、砥ぎの価格は1寸(約3cm)につき4千円~2万位と手のかけ方で幅は有りますが、それなりのお値段です。
包丁の規格サイズにも有る刃渡り30cmの短刀の砥ぎ価格は安くて4万はかかる訳で・・・(;^ω^)
まぁ日本刀は美術品、包丁は日常の道具ですから、仕上がりから使う道具も違うわけで、包丁砥ぎの価格は安くて当たり前なんでしょうが、似たクオリティーを求めると同じくらいの価格になっても不思議ではないと思います。
そんな金額払える訳は無いし、そこまでの化粧砥ぎを頼む人もそうそう居るとは思わないんですが、尺位の包丁を砥ぎに出すなら状態次第ですが、最低でも5千円位は見ておいた方が良いんやないでしょうか(・ ・?
ちなみに、包丁も長さや種類等で砥ぎの価格は変わってきます。
ブログの砥ぎ屋さんの価格設定では下記の料金からだそうでして、引用させていただきます。
家庭用庖丁
一般家庭用ステンレス包丁 1,000円~
家庭用割り込み三徳包丁 1,300円~
家庭用サイズ 出刃包丁・刺身包丁 1,500円~
※自分で砥いだり他店で砥いで変形している物・刃欠け等がある場合は割増料金。
本職用包丁・・実用向け並仕上げ
柳刃包丁24cm以上27cm以下 2,000円~
柳刃包丁30cm以上 4,000円~
出刃包丁18cm以上21cm以下 2,000円~
出刃包丁24cm以上 4,000円~
薄刃包丁20cmまで 3,000円~
薄刃包丁20cm以上 5,000円~
本焼包丁 8,000円~
※仕上げ砥石・天然砥石等による化粧仕上げは倍額程度。
※大出刃・尺柳刃でご自身で砥がれ直線刃及びツル首等の変形の場合1万円以上の場合あり!!
だそうです。
この価格から始めてくれるのは自分的には良心的やと思ってるんですが、巷価格からしたら高いのかもしれませんね~~(^▽^;)
ビフォーアフターの画像を見る限り、仕上がりは文句の付け所が無いですから、値切る人はそこまでの仕上がりを求めて無いって事なのかもしれません。
砥ぐ方は中途半端はしたくないと思うから依頼者との間に溝出来るんでしょうね~~(~_~;)
箱から出して使った時以上の切れ味になってるのは確実なんですが...( = =)