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2016年10月10日

まな板の話し。

今回は包丁の相方、まな板です!

ご家庭でお使いのまな板の材質はプラスチック製(・ ・?木製(・ ・?

包丁を使う時にまな板の事なんか気にする事はないと思いますが、実は切れ味が落ちる原因にまな板の硬さが有ります。

一番包丁に優しいまな板は木製ですが、衛生面を考えるとプラスチック製が良いと思います。

ちゃんと手入れ出来るんやったら木製にこした事は無いんですが、無垢材はカビが生えたりしますから考えものです。
(木製と言っても、材質でプラスチックより硬いのが有りますから、全部が良いって訳や無いですけど。)

プラスチックの薄いまな板は硬くて包丁を痛める原因になりますんで、出来るだけ柔らかい物を選ぶ方が良いのかな(・ ・?って思ってます。

最近はゴムで出来たまな板も有って包丁を痛めにくく、除菌もしやすいですが、プラスチックより値段が高く、重いのが難点です。

ここ数年は大理石や陶器のまな板も有る様ですが、まな板ちゅうより皿的な要素が強いんで、その上で食材を切るとしょちゅう包丁を砥ぐ羽目に・・・(^▽^;)


外食産業はお役所からのお達しで、衛生面から木製以外のまな板を使うように指導が有ります!

木製の物より雑菌の繁殖が少ないのが理由らしいですが、ちゃんと手入れしないと表面でワンサカ増殖します(^_^;)

ご家庭でもプラスチックのまな板を使われてる事が多いと思いますが、黄ばんだり、黒ずんだりする事があると思います。

除菌剤入りの洗剤を塗って数分放置しておくのも良いですが、傷のついた部分は無い部分に比べて除菌しにくくなるんで注意してください。

そこで、傷の部分等を綺麗にするのに、クリームクレンザーとステンレスの金束子を使って、まな板表面の脂分と傷部分のささくれを取り除いてから除菌作業をすると白く綺麗なまな板で作業ができます。

毎日の手入れは洗剤と束子でゴシゴシ、週1位でクリームクレンザーと金束子で一皮むいてリフレッシュ!みたいにしたらご家庭でもわりと綺麗に使えます。

除菌の為に漂白剤を使う事も有りますが、使い方を間違えると黄ばみの原因になるらしく良くない様ですんで、漂白剤を使う時は製品の取扱説明をしっかり守るのが良いみたいですね!

漂白剤は脂分の除去には適しませんので、初めに洗剤やクレンザーで油を取り除いてから漂白してください。

初めから漂白剤を使うと真っ白になった油がまな板の表面をおおったままになります。


まな板を常に使うのは東アジア位だそうで、他所では手に持って切る(鍋の上でジャガイモ持って削ぎ落しながらカレー作るみたいな)事が多いみたいです。

和、洋包丁の硬さの違いもこんな所から来てるのかもしれません。

日本はまな板を使うから硬い包丁を使っても痛める事は無いけど、他所はまな板使わんでも大丈夫やし、調理台に直接置いて切る事が有るから柔らかい包丁で調理台を痛めない様にするかな(・ ・?

硬いもの同士ぶつかったらどっちも痛むけど、どっちかが柔らかいと大丈夫みたいな!

何かJAROのCMに有りましたね(^▽^;)勝手に思っただけですから、突っ込まんで下さいね(^_^;)


前に書いた糸引き刃を付けとくといくぶん刃持ちが良くなります。

ベタ研ぎやと食材への切れ込みが良い分まな板にも食い込みます。

糸引きを入れとくと柔らかい食材はちゃんと切れて、食材より硬いまな板には食い込みにくくなりますから。

切れ込み抵抗になる可能性が有る糸引き刃なんですが、刃が欠けにくかったり何かと良い事の方が多いと思います!

和包丁はもちろん切刃を広げた両刃にも付けれますんで、糸引き刃っていろいろ便利ですよ(b^ー°)



Posted by まねき  at 22:52 │Comments(0)調理器具

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